赤外線の家電にも!Google home対応スマートリモコンの比較

Google homeなどのスマートスピーカーで家電を操作する場合、対応のスマート家電でなければ操作できないと思っている方も多いようです。
しかし、スマートリモコンがあれば、自宅の家電も声で操作できるようになります。

これで近くにリモコンが無い時などに一声で家電が動く!

今まで天気を聞いたり、カップラーメンを食べるタイマー位しか使い道がなかったGoogle homeですが、これでようやく活躍しそうです。

Google home対応のスマートリモコン3選

家電を声で操作する為には、何故、対応のスマート家電でなければダメなのでしょうか。
理由は、自宅の家電リモコンが赤外線であり、ネットに対応していないから。
そこで、Google homeと家電の間にスマートリモコンというデバイスを経由させることで声での操作を可能にします。

このスマートリモコンも多数ありますが、Google homeに対応していて紹介したいのは次の3機種。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

【初心者向き】RS-WFIREX4

使いやすさが特徴的なスマートリモコン。

初期設定には、詳しく説明されているwebマニュアルがあるので安心です。
そして何と言っても、前もって登録(プリセット)されているリモコンデータが多いのがうれしいです。これだと、面倒なリモコン登録も手こずりません。

スマホで操作をする場合、アプリ画面も見やすく操作しやすいです。また、音声操作は、呼びかけてから終わるまでの間に色々な家電を操作する事もできます。これは、このスマートリモコンならではの機能です。

他にも、IFTTT(イフト)とも連携できるようになりました。(前モデルRS-WFIREX3でも連携可)
例えば、「室温が30度でクーラーの運動」など、センサーが設定値になると家電が動くようになります。
これは、本製品1台につき、エアコン1台、照明1台のみが登録可能。

決められた台数の家電しか電源のON・OFF以外の操作ができませんが、これだけで十分というユーザーなら設定も簡単で導入しやすいです。
スマホを使っての操作もよし、声で操作してもよしと、使いやすい仕上がりになっています。

前モデルとの違い

デザインも変わり、本体サイズも小さく重さはわずか16gと壁掛けにも使えるRS-WFIREX4。
赤外線の有効範囲も1.5倍と広範囲になりました。

前モデルRS-WFIREX3も現役ですから、デザインや大きさにこだわらなければ、より安いこちらもオススメです。

購入を考えているなら、アダプターが付属していないので前もって購入しないと使えません。注意しましょう。

メリット・デメリット

メリット
・1つの命令でまとめて操作できる
・プリセットが多く設定しやすい
・イフトが使えるようになった(センサー制御)

デメリット
・家電台数に制限がある
・反応が遅い
・イフトに使える制限がある

【中~上級者向き】sRemo-R2

このスマートリモコンは、ちょっとクセのあるまさに玄人好みの仕上がりです。

初期設定は以前より簡単になったものの、はじめての方には難かしいかも。
家電のリモコン設定も、他社とは違い独特。ボタン1つ1つの設定が必要で手間がかかります。
また、見た目が同じアイコンが並ぶアプリのリモコン操作画面は、分かりづらい。

しかし、慣れさえすれば、多彩な機能でいろいろな操作ができる、音声操作がしやすいなど、その威力を十分に発揮します。

価格がリーズナブルなのに機能的には申し分ないですから、設定に自信のある方は、選択肢の1つとなるでしょう。
 

前モデルとの違い

以前はハードルが高かった初期設定が簡単になりました。
新モデルからセンターが搭載され、温度、湿度、照度を使った制御ができるようになり、さらにグラフ表示までされます。
センターでの自動制御もできて、この価格は、スゴイですね。

前モデルでは、Google Homeと連携させる為の家電のリモコン設定は、全てがイフト頼みなところがありました。
これが直接連携に変わりましたが、それでも家電ボタンを1つ1つ設定しなければいけません。でも、その分、自由度が高いです。
使いたい家電の使いたい機能を使えるようにしましょう。

メリット・デメリット

メリット
・価格がお手頃
・機能が豊富
・イフトで家電や操作の追加ができる

デメリット
・アプリが使いづらい
・設定が多い
・初心者向けではない

【初心者~上級者向き】Nature Remo

標準で使える家電の他、イフトでもいろいろ追加可能とイイトコどりであるNature Remo。
設定も難しくなく、エアコンについてはほとんどの機種に対応しています。さらにテレビのプリセットも追加され、設定しやすくなりました。

温度センサー・照度センサー・人感センサーが搭載されているので、これらを利用して色々な自動操作の種類ができるのもNature Remoならでは。
また、マクロ機能が無いのが欠点と言われていましたが、Google homeアプリに「シーン機能」をが追加され、同じことができるように。これでひと通りの操作ができるようになりました。

現在、第二世代となり初期設定がより簡単になり、不安視されていたWiFiの安定性も向上。

機能もひと通りそろえて、家電も機能もイフトで追加し放題。
洗練されたアプリのリモコン操作画面は使いやすく、まさに初心者からこの手のジャンルに強いユーザーにまで満足できる仕上がりになっています。

ただ、気になるのは、運営会社のサーバーを利用していること。
運営会社側のサーバーで障害が起きれば、こちらの通信状況に関係なく動作が遅くなります。

もう1つは、その価格。
反応も良く使いやすいだけに、もう少しお求めやすい価格にして欲しいです。

Nature Remo mini

Nature Remoは、機能的に申し分ないのですが、どうしても価格がネックになっていました。
そこで発売されたのが、Nature Remo mini。
センサーは温度のみしかありませんが、他の機能はすべて同じで5,000円も安く購入できます。
これなら他のスマートリモコンと余り変わりないので、選択肢の1つとなります。

メリット・デメリット

メリット
・機能が充実
・イフトで家電や操作の追加ができる
・WiFiは安定性してきている

デメリット
・価格が高い(Nature Remo)
・センサー機能が少ない(Nature Remo mini)
・サーバートラブルに弱い

 

スマートリモコン3社の比較

3社の大まかな特徴が分かったところで、次は比較してみました。

  RS-WFIREX4 Sremo-R2 Nature Remo
操作のしやすさ スマホ操作
音声操作
設定のしやすさ
マクロ機能
センサー
IFTTT(イフト)

どれも似たようですが、項目を1つ1つ詳しく比較する事で、あなたに合ったスマートリモコンが分かります。
それでは早速見ていきましょう。

スマホの操作で比較する

スマホで操作する場合、登録したリモコンボタンは、すべての操作できます。
ただし、リモコン画面のデザインは、スマートリモコンによって違うので、使いやすさにも差が出てきます。

RS-WFIREX4やNature Remoは、デザインがキレイで使いやすいと定評があります。

一方で、Sremo-R2はデザイン性もなく、ただ同じアイコンのボタンが並んでいるだけでお世辞にも使いやすいとは言えません。

音声操作で比較する

Google homeを利用しての音声操作の場合、標準で操作できる家電の台数と機能は、スマートリモコンによって違いがあります。
この標準で操作できる家電は、リモコンボタンの設定をすれば直ぐに使えますが、スキルによって命令コマンドが違います。

Conversation Actions

命令コマンド
「OK,google (スマートリモコン名)につないで○○」

キュリティを重視の登録した人しか声操作できない連携方法。
スマートリモコン名を指定して操作します。
グーグルホームアプリから、スマートリモコン名を省略した命令コマンドにする事もできます。

家電は、限られた台数と操作になります。

Direct Actions

命令コマンド
「OK,google ○○」

Googleアカウント所有・未所有に関係なく多くの家電を操作できる連携方法。
いちいちスマートリモコン名を指定しなくても、操作できます。

たくさんの家電を、いちいちスマートリモコン名を指定しなくても、操作できます。
ただし、利用できる家電の種類と機能は、制限されます。

標準操作一覧

  スキル 操作出来る家電
RS-WFIREX4 Conversation
Actions
エアコン×1
電源ON・OFF/運転モード変更/設定温度変更
テレビ×1
電源ON・OFF/チャンネル変更/音量変更/消音設定
照明×2
電源ON・OFF/照度の調整
扇風機×1
電源ON・OFF
カーテン×1
電源ON・OFF
Direct
Actions
エアコン・照明×50
電源ON・OFF/運転モード変更/設定温度変更
電源ON・OFF/照度の調整
Sremo-R2   個別設定
Nature Remo Conversation
Actions
エアコン×1
電源ON・OFF/運転モード変更/設定温度変更
テレビ×1
電源ON・OFF/チャンネル変更/音量変更
照明×1
電源ON・OFF
Direct
Actions
エアコン・その他×無制限
電源ON・OFF/運転モード変更/設定温度変更
電源ON・OFF

比較すると電源のON・OFFだけなら、どれを選んでも不自由はしません。

その他も似ていますが、RS-WFIREX4は、テレビが1台しか操作できない。Nature RemoはDirect Actionsだとエアコン以外は電源ON・OFFしかできない。など微妙に違うので気を付けてください。

また、Sremo-R2とNature Remoは、IFTTT(イフト)を使えることを忘れてはいけません。
命令コマンドを決めたりなど設定が必要ですが、「ブルーレイレコーダーの早送り」のように家電の種類を問わず操作ができます。

RS-WFIREX4もIFTTT(イフト)が使えますが、残念ながら使える設定が制限されています。

音声操作一例

標準で出来る音声操作は、スキルによって命令コマンドが変わります。
例えば、テレビをつけたい時、

Conversation Actionsなら
「OK,google ○○に接続してテレビをつけて」

Direct Actionsなら
「OK,google テレビをつけて」

など

ただ、スマートリモコンによって、それぞれの使い方もあるのでみていきましょう。

【RS-WFIREX4の場合】

標準で出来る音声操作の他に一括操作もできます。
基本、1つの命令で1つの操作ですが、一括だと1つの命令でいくつもの操作が可能で便利です。
複数の家電の動作を1つの命令で実行するマクロ機能に似ていますが、あらかじめ設定しなくても自由にいろいろな操作でができるのがポイントです。

ユーザー
ユーザー

OK Google、

家電リモコンにつないで
テレビつけて
チャンネルを1にして
ボリューム上げて
終わり

 

【Sremo-R2】の場合

1つ1つのボタンごとにコマンドを自由に設定出来ます。
テレビをつけたい場合、チャンネル名でも地元の放送局名でも、全く関係ない動物名でもOK。
、ボタンに個別に呼び名を設定しているので、

ユーザー
ユーザー

OK Google、[設定したワード]

 

【Nature Remoの場合】

標準で出来る音声操作の他にIFTTT(イフト)によるオリジナル操作もできます。
設定が必要ですが、標準ではできない操作もできるので便利です。

ユーザー
ユーザー

OK Google、[設定したワード]

操作できる台数と機能で選ぶなら

Sremo-R2は、ボタン1つ1つを登録するわけですから、台数や機能に制限がありません。お好みの家電にお好みの操作がます。
極端な話をすれば、テレビが15台に番組表だけ登録して、その中の7台に決定ボタンを登録するというやり方もできます。

このことから、「標準にできる家電と機能だけで十分」という方は、RS-WFIREX4で決まり。
一方で、より多くの家電や標準にはない操作をしたい場合は、イフトが使えるSremo-R2とNature Remoとなります。

IFTTT(イフト)を利用する

URL:https://ifttt.com/

IFTTT(イフト)の話が出たので、ここで先に触れておきます。

イフトとは
スマートフォン上のアプリやインターネット上のサービス等を連携させ、一連の作業を自動化するサービス。

イフトが利用できると、好きなように家電を操作可能。
エアコン、テレビ、照明以外にもブルーレイや空気清浄機、扇風機など赤外線リモコンで操作できる家電であれば、問題ありません。

また、基本的な操作では出来ない番組表を見たり、入力変換などの操作も出来る様になります。

操作を行う音声も自分のお好みに設定。

つまり、イフトが使えると一気に出来る事が増えて、色々な家電を細かく音声で指示できるようになるのです。

海外サイトを利用するものの専門的な知識不要、簡単に登録できます。(Googleアカウントがあれば登録不要)
イフトさえ利用出来れば、標準で使える家電以上の事が出来ますが、ボタン1つ1つを登録・設定しなければならない手間はあります。

ただし、スマートリモコンによって使える範囲が違うので注意してください。

  操作出来る家電   サポート範囲
RS-WFIREX4 エアコン
照明
×1
×1
、センサー値がトリガーとなるアクションが利用できるようになり

トリガー (15分に1回取得)
・温度(指定より高い・低い・常に取得)
・湿度(指定より高い・低い・常に取得)
・照度(明るさを5段階から選択※RS-WFIREX4では実質3段階)

アクション
・エアコンの運転
・照明の点灯・消灯

※「赤外線コマンド送信」アクションは、表示されていても使用しないでください。動作保証およびサポートをしていません。
Sremo-R2 制限なし
Nature Remo 制限なし

 

メリット デメリット
・色々な機能を追加できる ・サイトが英語表記で分かりづらい
・Googleアカウントですぐに利用できる ・設定に手間がかかる

 

設定・リモコン登録は難しいのか

設定は主に本体の初期設定と家電コントローラーの登録があります。

本体の初期設定の大まかな流れは、ユーザー登録とWi-Fiの認識。

家電リモコンの登録はプリセット(予め登録されているリモコン情報)次第。
基本は、コントローラーのボタンを1つ1つ学習させる形になりますが、。プリセットがあれば、その手間もありません。

どれもチュートリアル通りに進んで行けば良いだけなので簡単です。
公式サイトにチュートリアルがあるので、参考にして下さい。

【RS-WFIREX4】

公式サイトにチュートリアルあり。
プリセットは、エアコン、テレビ、照明と何種類か用意されており、比較的簡単です。

URL:https://manual.ratocsystems.com/wfirex/

【Sremo-R2】

公式サイトにチュートリアルがなくなりました。
個人サイトなどを参考にしてください。

URL:

【Nature Remo】

公式サイトにチュートリアルあり。
エアコンはほとんどの機種を網羅していますが、テレビと照明のプリセットはなし。
ただし、直接連携(カスタムスキル連携)でGoogle homeとの設定は簡単になっています。

Googleアカウントがあれば、より簡単に作業が進みます。

URL:https://nature.global/jp/gettingstarted/

搭載センサー

センサーについては余りこだわる必要はありません。
ただ、温度・湿度センサー、照度センサーは、どれも標準で搭載されています。

その他にもモーションセンサー・人感センサー・ノイズセンサーが搭載されているのがNature Remoで、これらのセンサーを利用した機能が増えることが予想され、将来的にも楽しみです。

どれを選ぶべき?オススメは?

現時点では、価格さえ気にならなければ、Nature Remoがオススメ。
設定の簡単さとイフトにより色々な家電を細かく操作できる点がポイントです。
多彩なセンサーを利用した操作がこれからも増えてくるので楽しみです。

設定が苦にならないユーザーならSRemo-Rでも。
NatureRemoの半分の価格で機能も充実していますし、イフトにより無限の可能性が広がります。

音声操作だと使える家電や操作が限定されるものの、設定のしやすさからいえば、RS-WFIREX4が初心者に向いています。

それぞれに特徴があるので、何を求めるかによって変わってくるでしょう。

外出先からも操作できる

スマートリモコンがあれば、スマホやタブレットをリモコン代わりにも使えます。
この場合は、家電や機種に関わらず、登録した家電全てを操作出来るのがポイント。
あくまで、Google homeを使って音声で操作する場合、限られてくると言う訳です。

スマホからだと外出先からも操作できるので、スマホで家の状況(温度・湿度・照度など)を確認して、「部屋が寒いからエアコンをつけておこう」なんて操作も可能。

音声操作ではないのですが、 何気に外出先から操作出来るのも便利です。

まとめ

「近くにリモコンが見当たらない時に音声で操作する。」これを味わうと意外にクセになります。
しかしながら、Google homeには最近対応したスマートリモコンが多く、種類も少なめ。
リモコン登録が自宅の家電により大きく変わるし、使える機能も限定されています。イフトで増やすことはできますが、手間はかかるので使い勝手が十分と言う訳にはいきません。

それでも、家電を音声で操作出来る様になってから重宝しています。

元々興味本位で購入したGoogle homeですが、新しい使い方としてまだまだこれからの可能性が高い機能だと思いました。

Nature remoについての詳細については、こちらの記事でも参考にしてください。

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