Google HomeとGoogle Home Miniは、音声操作に対する機能には差はありません。
となると、Google Home Miniを選ぶポイントは「Google Homeには出来ない使い方」になるでしょう。
そこで、Google Homeには出来ない“Miniならではの使い方”を紹介します。
違いで分かるならではの使い方
Google HomeとGoogle Home Miniとの違いが分かれば、Miniならではの使い方も見えてきます。
まずは、大きさ。
一目瞭然ですが、Miniの方が小さくてコンパクト。置く場所を選びませんし、電気代もかかりません。
しかし、その分スピーカーも小さくなるので音質が悪くなります。
音量に関して言えば、Miniの方がGoogle Homeよりボリュームが絞れるのは利点です。
他にも、付属のコンセントもありますが、別途用意すればUSBケーブルをが使えるのは大きな違いでしょう。
以上、Google Homeと比較すると
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という違いがあげられます。
つまり、Google Home Miniは、これらの特徴を生かした使い方がポイントになります。
何かイメージ出来たでしょうか?
それでは具体的にどんな“ならではの使い方”があるのかみていきましょう。
音楽の聞き流し
「音質が良くない」という特徴をあげたばかりなのに、何故、音楽の聞き流しなのか腑に落ちない方もいるのでは。
実はGoogle Homeは最小音量でもそこそこあります。
その点、ある程度ボリュームが絞れるのGoogle Home Miniの方が聞き流しなら方が向いています。
ちょうどSpotify(スポティファイ)というサービスに対応しているのも大きいです。
曲は指定できませんが、無料で使えるのがポイント。
偶然に好みの楽曲を見つけることが出来る楽しさがあります。

OK Google、流行りの曲をかけて

スポティファイから最近流行りの曲です。
また、Google Play Musicを利用すれば、手持ちの曲をかけたり、有料サービスを利用して多くの曲を楽しむ事も。
iPhoneユーザーならiTuneで管理しているプレイリストも利用可能。
わざわざスマホを操作することなく、音声一つで曲がかかります。

机の上で
Google Home Miniの最大の特徴と言えるコンパクトさ。
置く場所の選択肢も多く、邪魔になりません。
中でもおすすめが、机の上。パソコンが置いてあるような仕事机などがベストです。
先程話した聞き流しを利用して作業用BGMやラジオをかけたりと使えます。
以前は、作業用BGMにはパソコンでYouTubeを利用していましたが、一言で音楽がかかるMiniは便利です。
他にも、Google カレンダーと連携させて朝イチのスケジュール確認やお昼のカップラーメンでタイマーを使ったりなど、机上で使える機能はまだまだあります。
机専用で使いたいなら、給電をパソコンにすればOK。
パソコンの電源を落とすたびにGoogle Home Miniも電源OFFになるので、机以外での誤作動がありません。
スマートスピーカーをお試しで
価格でいえば、Google Homeより6,000円安く、普段でも4,000円台で購入可能です。
たまに楽天スーパーセールでは、3,000円で販売されることも。この値段は、スマートスピーカーの中で最安値クラスです。
3,000円で話題の最新アイテムが利用出来るのであれば、試す価値ありでは。
「スマートスピーカーに興味があるけど・・・」
という方なら、Google Home Miniから始めてみてはいかがでしょうか?
サブ機として使う
スマートスピーカーの先進国であるアメリカでは、42%のユーザーが2台以上のスマートスピーカーを所有しているそうです。
Google Homeが2台あれば、連携してマルチグループとして使えます。
そもそもの音声認識は高いのですが、テレビがついていたり周りが騒がしい時などはちょっと声を張らないと認識しない場合も。
このマルチグループを組めば、音声認識を上げるために自分のよくいる場所(ソファーやベットなど)の近くに専用で1つ置いたり出来ます。
また、別の部屋に置けば、リビングルームで聞いていた音楽をそのままもう1つの部屋で同時再生して、途切れることなく聞くことも可能。
アメリカ、オーストラリアなど数か国では、インターホン機能が使えるようになっています。
これだと隣の部屋の子供を呼んだり、アラームを鳴らして起こしたりが可能。
日本ではまだ追加されていないので、速く対応してもらいたいです。
この機能が使えるようになれば、更に便利になるのは間違いありません。
お試しで購入してGoogle Homeが欲しくなった場合でも、Miniはサブ機として利用出来るので安心です。
外へ持ち出す
Google Home MiniのコンパクトさやUSB給電を活かして外へ持ち出す事も不可能ではありません。
ただし、スマホのテザリング、モバイルWi-FiルーターなどのWi-Fi環境とモバイルバッテリー、USBケーブルを用意しましょう。
中には、車専用として車載ディスプレイとChromecastを接続して音声でYoutubeを操作している強者も。
そこまでいかなくても、交通情報や近くのガソリンスタンドやお店の電話番号や営業時間など活躍します。
また、持ち出すと言えば、キャンプでも使えそう。
天気を聞いたり、ニュースやラジオ、Miniを囲んで「なぞなぞ」なんかでも盛り上がりそうです。
※外へ持ち出すには利用するWi-Fi機器との設定が必要です。
モバイルバッテリーは、5V 1A以上あれば起動可能動
試して欲しい使い方(番外編)
折角、Google Home Miniを購入したのだから、試して欲しい使い方を1つ紹介します。
それが「家電操作」。
基本、スマート家電というGoogle Homeに対応した家電でなければ操作できないので、使えないイメージがありますが、スマートリモコンを利用すれば、既存の赤外線家電であれば操作できるようになります。
家電を操作出来る様になると活用方法がグッと広がります。
大変便利な使い方ですから、Google Home Miniが置き物化する事もなくなるでしょう。
この使い方はGoogle Homeでも利用出来るので、ならではの使い方では無いのですが、スマートスピーカーを持つならオススメの機能ですから、番外編という形で紹介しました。

まとめ
冒頭でも言いましたが、スマートスピーカーの肝となる音声操作に対する機能は、Google HomeとMiniを比較しても差はありません。
それでも、Google Homeには出来ないMiniならではの使い方が色々あります。
これから購入予定の方も、買ったけど使っていないという方も、この“Google Home Miniならではの使い方”に注意して活用してみてはいかがでしょうか。