音声で操作するGoogleHomeを利用してから音楽を聴く機会が増えました。
音声で手軽に再生出来るのは大変便利です。
無料でも、かなり楽しむことが出来ますので、その方法を紹介します。
無料で楽しむための2つのサービス
現在のところ、GoogleHomeで無料の音楽を楽しむには2つのサービスを利用する必要があります。
1つは、自前の曲を楽しむGoogle Play music
もう1つは、音楽のストリーミングを楽しむSpotify
となります。
「Google Play musicは有料プラン」というイメージが強いですが、無料で自前の曲を最大50,000曲もアップロード出来ます。
一方、Spotifyは定額制の音楽聴き放題サービスであり、洋楽メインの人気曲から定番曲まで4000 万曲以上の楽曲を扱っています。最近は、日本のアーティストも徐々に増え始めていて使いやすくなりました。
お好みの曲を聴くGoogle Play musicに対して、聞き流しがメインのSpotifyとある意味、対局の性質を持つサービスと言えるでしょう。
GoogleHomeで使える音声コマンド例
GoogleHomeでは、音声操作でどれくらいのことが出来るのでしょうか。
音楽を楽しむだけでも、幾つもの操作方法があり、これから紹介する音声コマンドは、その一例です。
音楽を再生する | ⇒ | 「音楽を再生・かけて・流して」 「(曲名)を再生・かけて・流して」 「(アーティスト名)を再生・かけて・流して」 「(歌手名)の(曲名)を再生・かけて・流して」 「(プレイリスト名)を再生・かけて・流して」 「(ジャンル)を再生・かけて・流して」 [ジャンル例] ジャズ・ダンスミュージック・クラシックなど 「(気分)曲を~再生・かけて・流して」 [気分] 楽しい・盛り上がる・落ち着くなど |
曲を操作する | ⇒ | 「再生して・再開して」 「停止して・止めて」 「次の曲をかけて」 前の曲をかけて」 「10秒早送りして」 「飛ばして(数十秒の早送り)」 「戻して(数十秒の巻き戻し)」 「最初から」 「リピートして」 「リピート止めて」 「一時停止して」 「シャッフルして」 「(指定時間)に音楽を停止して・止めて」 |
音量の調整 | ⇒ | 「音量をあげて」 「音量をさげて」 「音量を 4 に設定して」 「音量を30%にして」 「音量を消して」 |
調べる | ⇒ | 「この曲何?」 「この曲のタイトルは?」 「曲名教えて」 |
これらの音声コマンドを丸暗記するというよりは、普段の操作をそのまま声に出せば、大体は反応してくれます。
Google Play musicを利用する方法
Google Play musicにアップロード後は、GoogleHomeから音声で呼び出すことが可能に。
「OK Google、~のアルバムかけて」などで気軽に音楽を聴けるようになります。
ただ、利用には、登録時にどうしてもクレジットカード情報が必要となります。
これだと「話しかけた時に勝手に曲が購入されないか」という心配がありませんか?
実際に使ってみると、手持ちに無い曲を呼び出しても、「その曲はありません。」と応答するので、勝手に購入される心配はありません。
登録方法
クレジットカード情報があるので、登録までの流れを見ていきましょう。
Google Play musicからファミリープランを利用しないで登録します。
ちなみに、最初の30日が無料で使えるのはファミリープランを選んだ場合のみ。
迷わず「利用しない」をクリック
進んで行くとカード情報を入力する画面に。これを入力しない事には先に進めません。
入力すると有効化で直ぐに利用できるように
登録はいたって簡単。
後は、音楽をアップロードするだけです。
アップロードの方法
アップロードするフォルダを選択します。
一旦選択してしまえば、後はフォルダに新しい曲が入ると自動的にアップロードさせることができます。
Google Play music専用のフォルダを作成した方が、
曲によってGoogle Play musicにダウンロードしたくない曲目があるなら、自動アップデートのチェックを外せば可能。
自動アップデート用のフォルダを分けて作成しも便利です。
プレイリストの作成方法
アップロードした曲は最近再生または追加した曲というフォルダに入ります。
「OK Google、Play musicの音楽をかけて」と言えば、このフォルダ内の音楽が再生されます。
「OK Google、(アーティスト名)+(アルバム名)をかけて」と言えば、ピンポイントで再生されます。
好きな曲だけを再生させる為には、プレイリストを作成する必要があります。
Spotifyを利用する方法
Spotify最大の特徴として無料プランでもフルの曲が再生されることがあげられます。
ただし、無料プランだとシャッフルプレイが基本であり、 曲の間に広告が入るなどの色々な縛りが。
Free 0円/月 |
Prumiem 980円/月 |
シャッフルプレイ | シャッフルプレイ |
広告なし | |
スキップ無制限 | |
オフラインでも聴ける | |
全トラック視聴可能 | |
高音質 |
お目当てのアーティストを検索によって選んだり、多彩なジャンルやシチュエーション別に作られたプレイリストを選ぶことができます。
しかし、あとはそのアーティストの曲がランダムで再生されるのをひたすらに聴くだけ。
ラジオのように聴きながす感覚に近く、ながら作業などに向いているサービスです。
登録方法
Spotifyの登録は簡単。
メールアドレスとパスワード、ニックネームの入力でOK。
FaceBookのアカウントも利用できますが、ニックネームが本名での登録となってしまうので、余りオススメ出来ません。
無料で出来る事
Spotifyにはアプリからでは検索機能があり、アーティスト名やアルバム名から絞り込む事が可能です。
これが音声操作でもできるかと言われれば微妙。
無料のプランだと、Spotifyが決めたリクエスト指定に近いアルバム、アーティスト、曲を再生します。
たまにドンピシャで曲が再生されることも。それでもあまり期待しない方が良さそうです。
ただ、聞き流していて気に入った曲があれば、「「OK Google、この曲好き」と言えば、ソングのカテゴリに登録されます。
このソング内の曲も、指定できません。
プレイリストで作成した曲も同様です。
結局、Spotifyで出来る音声操作は、アーティスト名やアルバム名など指定はできないものの、曲の操作や音量の調整となります。
音声コマンド入力からの流れ
GoogleHomeアプリの設定時に、コマンドの優先はGoogleHomeアプリで指定した方になるので、まずは、GoogleHomeにしておくのが良いでしょう。
Google Play musicを指定すると音声操作時にGoogle Play musicの音楽が優先されます。
再生コマンドなどでアーティスト名や曲名を指定した場合、Google Play musicに無ければSpotifyから検索します。
{[流れ] 「OK Google、GReeeeNの愛唄かけて」 ↓ Google Play musicで検索→再生 ↓ 無ければSpotifyで検索 ↓ GReeeeNの曲又は近いニュアンスの曲が再生 ↓ 曲が終わるとシャッフルプレイ |
Google Play musicを聴くには、(プレイリスト名や歌手名+アルバム名)など具体的なコマンドを使いましょう。
逆にSpotifyを利用したい時は、歌手名や気分、ジャンルなどざっくりとしたコマンドを言えば、GoogleHomeを飛ばして再生します。
もちろん、はじめに「Spotifyで~」と付ければ、そちらが反応。
この2つのサービスをうまく使い分ければ、結構楽しめます。
まとめ
音声操作で音楽が聴けるようになってからは、いつもより音楽を聴く機会が増えました。
やはり、音声一つで音楽を再生したり、次に飛ばしたり出来る手軽さが大きいです。
これに有料のサービスを使えば、「好きな曲をジャンジャン流せるだろうな」と思うと、その選択肢もありかなと。
興味本位で購入したGoogleHome miniでしたが、こんなに音楽を活用するなら音質の良いGoogleHomeを購入した方が良かったと思いました。